開幕を知った今日、私は目を丸くする。


村上宗隆1号。ホームランのカウントの開始。これが意味するのは紛れもなくプロ野球の開幕だ。


コロナも落ち着いたとはいえ、まだまだ予断を許さぬ状況。なんやかんやで本当に開幕をするとは思っていなかった。


今日の試合にイヤな予感を持ちつつも、前日の結果を見て安心する。ああ、いつもの焼き鳥だ。私は胸をなで下ろした。



私は試合経過を観察する。3回、4回に1点を取り返すドラゴンズ。追加点を奪われつつも私の心は平静だ。

「なあに、何も心配は要らない。」

むしろ5回以降までに焼き鳥を4点に抑え込んでいる。ここが肝要だからだ。

4-2

焼き鳥を炭火焼きにするには十二分な射程圏内。


私はそう思いながら安心する。ライアン小川が6回2失点と好投してしまったのは気にくわなかったが、まあリリーフに回れば神宮バッティングセンターの開店だ。安心して目を離した。さあ、あとは結果を待つだけだ。



数刻が経過し、スポーツニュースの結果を認めた私は目を疑った。そして気づいた頃には動画を編集し、その醜態をワールドワイドに晒してしまった。


まさかの焼き鳥勝利。


ドラゴンズが竜田揚げポン酢にされてしまった。ちなみに愛知県半田市は味ぽんのミツカンの本社があることは言うまでもない。



昨日の無様な姿が嘘のようにスコアボードにきれいに並ぶ0の数字。


だが私はまだ諦めちゃいない。まだまだ始まったばかり。安定した成績が出せないから焼き鳥が焼き鳥たる所以なのだ。


明日の試合は是が非でも炎上していただき、私は自宅でキンキンに冷やした生ビールで祝杯をあげさせていただこうではないか。