私は常々思う。



こんなことは当たり前のことであり、野球人気云々以前の話であると。



なぜかというと、プレミア12やWBCなどの国際大会自体が悪いわけではなく、それに対する選手や周囲の意気込みが問題だからである。



大会の価値というものはハッキリ言って歴史がものを言う部分が大きい。なので初めから世界一を決めるに相応しいかどうかなど、考える方がどうかしているというものだ。



そしてプレミア12のみならず、WBCにも言えることであるが、野球選手は国旗を背負って試合をするということに対する意識があらゆる競技の中で他を圧倒して希薄である。



日本代表の国旗を背負って戦うことに対して興奮して楽しんで、また誇りを持ったのはイチロー氏ただ一人ではなかろうか。



彼のことを私は特に信奉してはいないが、しかし彼のそういった本質にふれるような行動、言動自体はなるほどと思わせられることは多い。「大会を育てる」と発言したことも然りだ。



それ以降の世代には彼のような選手はなく、「誇りだけではメシを食えぬ」という選手ばかりになってしまった。


そして周囲もその考えに対して同意しきっている部分が多分にあると思われる。



まあ実際そういう実利主義的な考えは悪いことではないし、当たり前のことだと思う。


ただ、当たり前はヒーローを生まないし、カリスマにはなれない。



甲子園の暑い中での力投然り、マー君の日本シリーズ然りだ。



そしてなんやかんやとこの風潮はもう変えることはできないだろう。当然だ。この先何年も数千万数億稼ぐことができるチャンスがこの大会で故障することでなかったことになる可能性すらあるわけだ。

特にメジャーの選手など出たいわけがない。



既に利権が固まり、そしてアメリカに偏りきってしまった野球という競技。



世界一の「国」などもはや決めようがないのだから、せめてパレードくらいして頑張った選手たちを労ってあげたらいいのにと思うところである。



世界一=その大会で最も勝った

ことであり、

世界一=実力ナンバーワン

というわけではないと思うのだが、アメさんはプライドが高すぎるのだろう。